禁断の株式投資マニュアル(仮)

借金して株取引という禁じ手を書いたブログです。

借金してまで株をやるなら、こういう人はやめておけ

私の考える、借金してまで株をやってはいけない人の考察です。

個人の主観ですので、当てはまるからと言って、絶対成功しないとは言いません。

ですが、株よりももっと良い投資をしてみてはどうですか?と言いたいです。

仮想通貨とか、競馬や競輪や競艇などもありますね。あとは、カジノもできる予定らしいですし、パチンコなんかも成功するのではないですか?知りませんが

 

それではさっそく書いていきます。

 

こういう人は借金してまで株をやるな

1.負けず嫌い

負けず嫌いなのは、競争社会では有利でしょう。会社の中で出世するのはこういう人ですし、独立して会社を大きくするのもこういうタイプだと思います。

ですが、株取引では負けず嫌いは大きなハンデになります。

誰かと比べて勝った負けたと思っている人は、向いていません。

逆に、昨日の自分に今日は勝つとかのタイプは向いています。

競争する相手は常に自分の成績である方が賢明だと思いますよ。

2.根拠のない自信を持っている

何もできなくなるよりは自信はあったほうがいいですが、こと投資においては根拠を持たない自信は自爆を意味しています。

自信を持ちたいなら、まずはしっかりとした根拠。理論とそれを証明する実績を積み重ねることです。新分野や新手法に自信満々で資金を投じる人は向かないです。

スロットとかルーレットとかのほうが向いていると思いますよ。ハイローとかもですかね。

3.数字が苦手

私の最も危惧するのがこの資質ですね。負けず嫌いで自信過剰でも、論理的でその論理があっているなら成功するでしょう。

ですが、数字が苦手な人の論理は、はっきり言って根性論になるので、投資には向かないと思います。

例えば、この数字というのは具体的な、

1050円の価格帯に100000の蓋がある、それが5000になったからここは突破できる。

とかではありません。こういうのは根性論です。

私の言う数字とは

10万回の試行の中で、条件が正である確率は53%なので、この場合はこちらを選択する。というような数字です。

違いが判らない人は向いていません。

特に私が大嫌いな言葉があります。

「上がるか下がるかの二択なのだから、確率は半分半分。」です。

この言葉を信じている方は、どうかお引き取りください。お互いに不幸になるだけです。

4.SNSが好き。エライ人の言うことはまず信じる。

もし、投資家として成功したいと思っているのなら、まず真っ先に投資関係のSNSを辞めてください。

誰かの書いたものを検索してはダメです。あなたの能力は一切向上しません。

まずは、数字を見て、分析し、裏付けをとり、結果を市場から学んでください。

貴方が見つけた数字と分析と、その結果という実績以外はあなたを駄目にするだけです。

誰かの記事を見て、つぶやきをみて、エントリーしたとしましょう。

それで1000万稼げました。ですが、その後どうなるでしょうか。

あなたは次で2000万損するかもしれませんし、しないかもしれません。

そこから先には何もないのです。

銘柄をつぶやいているような人たちは、全員詐欺師だと思ってしまったほうが幸せかもしれません。

5.とにかく早く金持ちになりたい。

人生で時間は有限です。とにかく早く経済的に自由になりたいと思い投資を始める。

すばらしいです。ですが、さらに、できるだけ早く大金を稼ぎたい。となってくると雲行きは怪しくなってきます。そこにさらに、一攫千金。借入金、信用取引レバレッジ。そんな言葉が続くとアウトです。

私の座右の銘ですが、投資家の一番の味方は時間です。

そして、一番の敵も時間なのです。

正しい投資をした時、時間は我々の味方をします。お金持ちになるのに時間はそれほどかかりません。まずは正しい方法を見つけてください。正しい方法を見つけることを急ぐのであり、お金持ちになることを急ぐのではないです。順番を間違えると手痛い失敗だけが待っていますよ。

とにかく早く金持ちになりたい。こういう人は宝くじをできる限り買うのが向いているかもしれませんね。

 

さて、ここまで書いていて、気づきましたか?

前回の社長と社長夫人は、実はすべてにおいてこの資質に当てはまりました。

私はお二人から学んだのです。

 

社長と夫人は、投資に競争を持ち込みました。その結果、功を焦り二人とも疑心暗鬼の中でお互いに情報共有という名の足の引っ張り合いをしていました。一度、私も足の引っ張りとパワハラがひどくてブチ切れました。その後は社長からの情報共有はなくなりました。非常に助かりました。

お二人は実績のない分野で自信満々にふるまっていました。私に対して何度も、いかに自分たちの銘柄が優れているか、自分たちの持ってきた情報が優れているか、そして私のやり方が間違っているかを語っていました。

お二人は、数字に非常に弱い人たちでした。「確率は2分の1」と口癖のように言っていました。誰かのつぶやいた、または記事にした数字に根拠のない理解を示していました。

お二人の情報源はツイッターや2チャンネルでした。誰かの書いた記事やつぶやきを見て、その根拠となるものを確認もせず、またその内容を精査せず、無邪気に信じていました。

そして、ギャンブルが好きでした。パチンコやスロットはプロでもないに得意だと言っていました。いつでもなぜか億万長者になったかの様に語っていました。

 

さて、大分長くなりましたが、一つでも当てはまる人は私の投資方法は向いていないのでお引き取りください。借金してまで株投資なんかしてはダメです。

もっとましなものがいっぱいあると思いますので、そちらをお探しください。

ギャンブラー投資家がお金を借りてまで株をやった結果どうなるのか

禁断の投資法に触れる前にお話ししておくことがあります。

 

これは私の身近な人間の実際に起こった事実の話です。

私は当時株取引で幾ばくかの利益を上げておりました。

その当時は超長期取引を信条に、つぶれることのないであろう大企業で、なおかつ再び株価は戻ると確信したものを数回に分けて買い入れ、必要なければ売らずにずっと持ち続けるという手法で、東京電力株とシャープ株を保有しておりました。

 

その結果上手く利益が出ましたので、社長にそのことを話したところ、会社で株取引を行うことになりました。

初めのうちは私に取引を任せていただくとのことだったのですが、途中からなぜか社長と社長夫人が取引を行うこととなりました。

今思えば、お二人とも負けず嫌いの性格で、自信過剰でした。

 

初心者のお二人に対して、私はそれこそ、東京証券取引所や日経225から説明をはじめ、企業業績の見方、決算の読み方、長期取引の安心感や、値動きの早い銘柄の危険を語り実際に取引をするまで、手取り足取りサポートしていきました。

 

そのころの私の口癖は

デイトレードで成功している人が、実際にいるのなら見てみたいものです。

でしたので、長期取引、ファンダメンタル分析への傾倒ぶりがうかがえると思います。(苦笑)

 

そして、1か月目に異変は起こりました。

お二人が信用取引をしたいといい始めたのでした。

私は反対しました。なぜなら、当時で投資歴10年を超す私ですら、信用取引を行うのは自殺行為ではないかと危惧していたからです。

信用取引を使うことがどれほど危険かを話しましたが、

「使うか使わないかは本人次第で、駄目なら現物のみに戻せばいい。口座だけでも開こう。」とのことで、私はしぶしぶ承諾したのでした。

100万円の資金からどれくらい利益を伸ばせるのかを各人競うという、

今考えても意味不明なルールで取引は続き、皆さんのご想像通り、社長も社長夫人も信用取引でしかもデイトレードでさらに言うと、SNSで話題になった新興銘柄で取引を行いました。

1年目は私の勝利でした。

2年目も、そして3年目も私の勝利でした。

当たり前です。私はほとんど取引をせず、お付き合いで銘柄を決めていただけですのでお二人に負けるはずがないのです。一度大きな失敗をしてしまい、そこから這い上がるための努力はありましたが。

お二人はどんどん投資資金を使い、時には二階建てまでして振興株を買いあさりました。

そして、社長が資産を20%に減らし株式投資への熱意をなくしたころ、奥様が会社のお金をさらに株式投資に回し300万円を60万円にまで減らしました。

ちなみに、そのお金合計600万は、金融公庫で借りたお金でした。

初期の費用である300万も残りの300万も私の資金と奥様の最後の60万円を残し、すべて吹き飛びました。

その後、お二人は私の止める言葉を聞かず、仮想通貨へ残りの資金を全額投入したのでした。

2017年11月のことでした。口座はコインチェックネムももちろん購入していました。

そこから紆余曲折あり、私は会社を自主退職し、かねてから望んでいた兼業投資家への道を歩みだしたのでした。

お二人はそれから株取引を辞め、仮想通貨一本に絞り、コインチェックの口座でずっと仮想通貨を持ち続けています。

時々買い増ししているようでしたので、そこから先は、何も聞かないことにしました。

 

ちなみに、私は仮想通貨取引は一度もしたことがありませんし、たぶんこれからもやらないでしょう。

なぜなら、私にとっては株取引のほうが簡単に、楽に、儲かるからです。

 

さて、ここまでお読みいただいたのには理由があります。

私は、株取引で借金をしてまで投資してもいい人間には適性があると思っています。

次はその適正について簡単に書いていこうと思います。

挨拶

禁断の株式投資マニュアルへようこそ!

 

ものものしいタイトルですが、簡単にいえば

 

お金を借りて株式投資するから、一般的なやり方でマネしないでね♪」

 

ってことです。

 

安全性を考慮して、借金で投資しても人生詰まないように試行錯誤しています。

もちろん、何が起こるかわからない世の中なので、保証はできません。

自己責任で投資は行うべきです

私のやり方もどんどん検証して、むしろ、もっといい方法を見つけて欲しいと思っています。